畑を相続する際には財産評価だけで様々なことを考える必要がある

田舎で暮らしている親が所有している畑を相続する可能性もあって、そのような場合は今から所有する畑の財産評価について考えておくことも大切です。
その農地の財産評価について考えるにあたって、まずは農地の区分について知っておく必要があります。
その理由は、農地法などで宅地への転用が制限されていますし、都市計画などにより地価事情も異なるからで、これらを考慮して農地の価額が区分されて財産評価されるからです。
ちなみに農地の区分は、純農地・中間農地・市街地周辺農地・市街地農地といった4種類に区分されています。

では、それぞれ区分された農地の財産評価は、どのようになっているのかというと、純農地と中間農地の評価については農地の固定資産税評価額に、一定の倍率を乗じて評価する倍率方式で財産評価します。
また市街地周辺農地の財産評価は、その農地が市街地農地とした時の価額の80%に相当する金額で評価します。
それから市街地農地の財産評価は、宅地比準方式か倍率方式で評価することになります。

この宅地比準方式というのは、その農地が宅地であるとした時の価額から、その農地を宅地に転用する時に必要となる造成費に相当する金額を控除した金額で評価する方法です。
その際に用いられるその農地が宅地であるとした場合の1?当たりの価額については、路線価方式の評価する地域ならその路線価で、倍率地域なら倍率方式の評価額となります。
ちなみに、宅地造成費の金額については、国税庁ホームページで閲覧することが可能となっています。

畑を相続する場合は単に財産評価だけを考えるのではなくて、家族の20年・30年後の将来を考えた上で相続を考える必要があります。
それは、農地については農地法と言う法律があって、利用や売買に制限がありますし宅地との違いがあるからです。
一般的な宅地を相続するのは違って、税務だけではなくて将来の不動産有効活用のことも考えておく必要があります。