相続するマンションの財産評価額はどのようにして求めるのか?

マンションは土地と建物がある一戸建てと違って、建物だけが相続財産と考える方も少なくありませんが、マンションを保有している場合には土地の所有権も持っていることになります。
実は、マンションの住民全員で建物が建っている敷地を保有していると考えられているので、自分が保有する一室分の敷地と共有部分の敷地を合計した土地に所有権があるのです。
その為、マンションを相続した場合の財産評価額の計算については、土地と建物に分けて計算して最後にそれを合算して求めることになるのです。

ちなみに、一戸建ての場合の土地と建物の割合は7対3程度と言われていて土地の部分の割合が多いのですが、マンションの場合は2対8程度といわれています。
その為、マンションの財産評価額を計算する際には、建物の評価額にばかり目がいってしまいがちですが、少なくても土地の所有権があるので、土地部分の相続税評価も忘れないことです。

所有権のある土地の財産評価額を計算するには、まずマンション全体の敷地の評価額を計算する必要があって、その計算をする時には国税庁が毎年発表している路線価を使用します。
路線価は1?あたりの価格なので、路線価×マンション全体の敷地面積がマンション全体の敷地の評価額となるので、この金額に自分の敷地権割合を掛けると計算できます。
ちなみに敷地権割合は、マンションの登記簿謄本に〇〇分の〇といった書き方で記載されているので確認できます。

次にマンションの建物部分の財産評価額を計算しなければなりませんが、これについては毎年4〜5月頃に郵送される固定資産税納税通知書に記載されている建物の固定資産税評価額を見て確認するだけです。
つまり、自分自身で計算する必要はなくて、毎年郵送される通知書に書かれてある固定資産税評価額が、そのまま相続税計算時に使用される評価額となります。
このようにして土地と建物に分けて財産評価が分かったら、あとはそれを合算すれば相続するマンションの財産評価が求められるのです。