相続財産の財産評価に関する相談は誰に?

相続する財産は単純に金銭だけでなくて、土地や建物などの不動産をはじめとして、株式・投資信託・生命保険・自動車や家財などの動産など多岐にわたります。
また、相続財産はプラスの資産だけではなくて、マイナスの債務にも該当するもので、この資産と債務を差し引いて相続税の課税対象となる財産が求められるのです。
そして、これらの相続財産はひとつひとつ財産評価を適正に行う必要があって、その財産評価の詳細については国税庁の財産評価基本通達に従って行う必要があります。

ただ財産評価の計算は複雑で専門知識が要求されるので、その算出に関しては専門家に相談する必要があります。
しかし相談できる専門家にも税理士・不動産鑑定士・相続士や相続診断士など様々あるので、誰に相談したら良いのか迷ってしまうこともあります。
そこで、それぞれどのような特徴があるのかを知っておくと、相談先になる専門家を選ぶためのヒントになります。

財産評価は相続税に関係してくる内容なので、税の専門家になる税理士に相談するのがベストな選択と考える方も多いですし、確かにその選択は間違っていません。
ただ、税金には相続税だけではなくて、所得税・住民税・法人税など様々な税金があって、税理士と言っても相続税の知識に乏しいこともあります。
また、相続に関する案件は頻繁にあるわけではないので受任する機会も少ないので、相談するのなら相続税を得意にしているとか、実績があるとか言った税理士を選ぶことです。

不動産の財産評価なら不動産の知識に秀でた不動産鑑定士に相談するのも良い方法で、不動産鑑定士と税理士に分けて相談するのもひとつの選択肢です。
または、相続税を得意とする税理士事務所で不動産鑑定士と連携している事務所に依頼するのも良いです。

相続に関するトータルの相談を専門家と連携して、アドバイスしてくれる相続士や相続診断士も選択肢として考えられます。
それ以外にも弁護士やファイナンシャルプランナーなども、相続トラブルや保険の支給などに関する相談に乗ってくれるので、財産評価の相談にも対応してくれるでしょう。